jerk

石井達朗先生に、「絶対好きだと思って」と紹介して貰ったspacの作品、デニスの「ジャーク」という作品を原作にしたジゼル・ヴィエンヌの人形劇だったー。

静岡だけど、観ときたいなぁ。

ジゼル・ヴィエンヌの作品は、一度観たことある(同じくデニス原作の「こうしてお前は消え去る」)、森の中に死体を捨てに行く十代の子の話だったかーー舞台は夜の森で、暗くて霧がたちこめ、ヴィジュアルは凄く荒涼としていて、サウンドも良くて、それは格好良くなるだろという感じではあり、めちゃくちゃお洒落で、その後のトークで本人が話していた内容は古典的で意外だったのを覚えてるけど話す内容については新鮮さは感じず、覚えていない。

でも独特で完璧なのは確かで、デニスの小説を映像化させるとこうなるのか、とは思った。むしろデニス作品をなまじ読んでしまってるから、その特にコアな底の部分の世界観をあまりにも成立させていて、衝撃を受けなかったのかもしれない、とも今は思う・・。そう、底っぽかったな。こうしてお前は消え去るは・・・

だからこの殺気、雰囲気は、自分にとって新しいものでは全然ないけど、感覚はものすごく覚えてるし大好き。そして今回の「ジャーク」や、「マネキンに恋して」の方が、衝撃を受ける気がする。予感。

andy stottも来るし、取捨選択に迷う五月。

この曲も、調和とズレとえんじぇりっくさとでーもにっしゅさは自分にとってパーフェクト・・・