純粋さ

最終的に理詰めになる 完璧に明晰にする

結果、空っぽさができる

もしくは空っぽさに向かって

 

天秤

 

一方で、空っぽのカプセルのような何も閉じ込めていない言葉の枠

(できたての言葉/覚えたての言葉が、死んだ後の)

 

その外に実はある海 塩、底、無数 解ける/溶ける/融ける 広がる、一つのものになる、消える、何か別のものになる 「鼓動の様に寄せては返す」どこかできいた。何かの歌詞か?

声の一瞬と永遠のようにやまない粒子とか、細胞の震え 黒板を引っ掻く音がきらいなのは、猿の悲鳴と周波数が同じだからだって聞いた 遠くから呼ぶ呼ばれる呼び合ってる二人の人物の光景 なぜ二人は近づかないのか? それが好きだからだ なぜその瞬間を特別に思い出すのだろう? 何かと混じっている でも思い出すたびそれは一つになり、やがて純粋なものになる