同時代的な映画への憎しみ

ゴダールの演出はわりといいかげんだ。きっちりとしたシナリオはなくて、いつも下書き風のメモしかない。細かい所はその場で決めて行く感じで、演技指導もなし。僕が出ているシーンなんか、二回しか撮らなかったよ。ただしゴダール本人が出演するシーンは七回くらい撮る。自分が出ているところはよくしたいらしい(笑)/演技と言っても、森のなかを走ったりする肉体労働で、まるで子供にかえったような気分だった。ーレオス・カラックス

 

元気出る(笑)